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何と!紙で太陽光発電とは。日本の技術はやっぱりすごい (各紙)紙の太陽電池、加工自在に 阪大が開発  3年後メドに実用化目指す   

阪大が開発した発電可能な紙。折り曲げられるなどの利点もある(阪大提供)

各紙の報道によると、大阪大学の能木雅也准教授らは、太陽の光をあてると発電する紙を開発した。紙の原料となる木材パルプに、銀の極細配線や有機物からなる発電材料を組み合わせた。丸めたり折り畳んだりして持ち運びできる。プラスチック製よりも加工性に優れる。3年後を目標に実用化を目指しており、将来の太陽電池の使い道が大きく広がりそうだ。

木材パルプの繊維を通常の3分の1にあたる15ナノ(ナノは10億分の1)メートルまで細くし、紙でありながら透明なシートを作った。その上から光を電気に変える有機材料と、電気を取り出す銀の配線を印刷技術で塗った。

 試作した紙製太陽電池1枚の大きさは縦2センチ、横5ミリ、厚さ1ミリ。電球を点灯させることができる。光を電気に変換する効率は3%で、太陽光発電に使われている既存の太陽電池に比べるとかなり低い。ただ、有機材料を使った太陽電池としては硬いガラス基板を利用するものとほぼ同じレベルという。

 印刷技術で作るため、製造時に300度以上の高い温度をかけなければならない、これまでの有機太陽電池の作製法に比べ消費エネルギーが少なく設備規模も小さくできる。

 研究チームはシートの上にアンテナを印刷する技術も開発済み。電子部品を載せて新しい超薄型ディスプレーとして活用する研究も進めている。

 

 

 

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