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東電前会長の勝俣恒久氏 6月で関連会社含む全役職からようやく退任へ(FGW) 放射能拡散の責任からは退任できず

役職は止めるが、原発事故責任は依然果たさない勝俣氏。

役職は止めるが、原発事故責任は依然果たさない勝俣氏。

東京電力福島第一原子力発電所事故時の東電会長だった勝俣恒久氏(73)が、東電など大手電力が出資する日本原子力発電(東京)の非常勤取締役を6月で退任することが19日、分かった。勝俣氏はすでに東電の役員を退任しており、今回の日本原発退任で、全ての役職から退くことになる。

勝俣氏は2002年に東電の社長に就任。会長時代を含め、10年にわたって”実力者として、東電の経営を指揮した。しかし、福島第1原発事故を未然防止するためのリスク管理という点では、十分な対応をとらず、事故発生時点でも、被害拡大を防ぐことよりも、原発維持を最優先する不誠実な対応で、被害者らの強い反発を招いていた。

また事故の責任についても、即座には取らず、事故から一年以上たった昨年6月にようやく会長を退任したが、その後も関連会社や、日本原発などの要職を継続するなど、「事故責任」を果たさないまま今日に至っている。日本げ発については、昨年6月に鳥島医薬の再任を得ていた。今回の前役職からの退任は、年齢や任期上の理由からともいえ、同氏の刑事・民事両面の事故責任の追及はこれからの課題といえる。

 

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