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東京都の3月の月間放射能降下量 前月の約3倍 1㎡当たり12.5ベクレル 昨年5月以来の高水準(FGW)福島原発の影響続く

都内の大気中のセシウム量の測定値

都内の大気中のセシウム量の測定値

東京都によると、3月中に大気中から降り注いだ都内の放射性物質セシウムの月間降下量は、1㎡当たり12.5ベクレルと、前月より3倍近く急増した。昨年5月以降は、10ベクレル以下の水準になっていたが、再び二ケタ台に戻った。東電福島第一原発から大気中に拡散し続けている放射能が、今も都内に影響を及ぼしていることを立証した。

 

調査は東京都健康安全研究センター(都内新宿区)が行っている。全国の自治体も同様の調査を行っており、東京都へのセシウム降下量は常に上位にランクされている。調査は1か月間の大気中からの降下物(降下煤じん、雨水等)をゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析する。

 

3月のデータは、半減期の短いセシウム134が3,6ベクレル、長い同137が8.9ベクレル。合計で12・5ベクレルとなった。2月は4.4ベクレルだったから、約2.8倍増ということになる。セシウム値が10ベクレルを上回ったのは、昨年5月の16.9ベクレル以来。

 

月間の降下物量は、2011年3月11日の東日本大震災と、同月14日の福島第一原発の各原子炉爆発事故直後、急増したが、その後は増減を繰り返している。時間の経過とともに、全体的には減少傾向をたどってはいるが、今回の急増の原因は不明。福島原発からの大気中への拡散が、同月あるいは前月に増加したという発表は東電、政府等のどちらからもなされていない。公表データと測定データのズレが生じることで、福島原発事故処理への疑念が深まることになる。

 

http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/mon_fallout_data_1month.html

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