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ゴールドマンサックス証券、国内市場で再生エネ事業対象のプロジェクトボンド販売へ 1200億円規模目指す(各紙)

GSimages各紙の報道によると、ゴールドマン・サックス証券は国内再生可能エネルギー事業から得られる収益を裏付けにしたプロジェクトボンドを組成し、国内の機関投資家向けに販売するという。

 

プロジェクトボンドは、欧米市場でプロジェクトファイナンスの手法を使った太陽光発電などの再生可能エネルギー事業等を対象として組成、事業者は事業期間を通じて回収する設備資金や運営資金を前倒しで調達する一方、投資家は長期安定的な投資先を確保できることが魅力となっている。solaroogle0408_001_s

 

ゴールドマンサックスはこれまでも国内で、広島県東広島市でのメガソーラー発電や、栃木県、大分県などのメガソーラー事業を対象としたプロジェクトボンドの発行実績を持っている。こうしたボンドに対する機関投資家の購入意欲が年々高まっていることから、2016年末までに1200億円程度の発行残高をめざす。

 

対象事業も、これまでの太陽光発電事業だけではなく、風力やバイオマス発電事業にも広げていくという。債券の1回あたりの発行額は平均100億円程度と見込んでいる。今後も、電力会社や大企業主導の事業よりも、中堅の再生可能エネルギーファンドや日本に進出した海外事業者を対象として、プロジェクトボンド市場づくりを見込んでいる。

 

 ボンドの満期は約20年で、表面利率は年2%弱になる見通し。固定金利を長期間受け取る金融商品への需要は強く、地方銀行などにも購入先が広がる可能性がある。

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