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東電福島第一原発 汚染水処理の第一次作業完了宣言。18万トンは再処理必要。タンクの解体作業も始まる(各紙)

タンクの天板を撤去する

タンクの天板を撤去する

東京電力は27日、福島第1原発事故で発生しつけている放射能汚染水について、放射性物質濃度を100~1000分の1以下に減らす第一次処理を完了したと発表した。

東電は「汚染水によるリスク低減は達成できた」と説明している。。ただし、貯蔵タンクの底にはポンプで吸いきれない汚染水18万トンが残る。これらはストロンチウムは除去したが、他の放射性物質が大量に含まれたままで、改めて多核種放射性物質を除去する「ALPS(アルプス)」での再処理に1年ほどかかる。fukushimatank3150527_02fukushimatankPK2015052802100063_size0

 

同時に東電は、放射性汚染水漏れの一因となっていた組み立て式貯蔵タンク(フランジ型)の撤去を始めた。現存する同型374基のうち、汚染水の移送を終えた40基を2016年1月までに解体、耐久性のある溶接型のタンクに切り替える。

 

ただ、フランジ型タンクの底には接ぎ目や補強材などがあり、そこにも

既設のポンプでは撤去できない汚染水が計1万トンほど残るという。この汚染水は作業員が仮設ポンプを使って手作業で丹念に抜く作業になるという。

この日から始まったタンクの解体作業ではタンクの天板をクレーンで取り外し、タンク下部に残った汚染水をくみ上げるポンプなどを設置した。作業に伴って、放射性物質の飛散を測るダストモニターの数値を調べたが、特に変化はなかった。

 

fukushimatank4キャプチャ タンク自体の解体のためには、タンクの内側に飛散防止剤を手作業で塗ってから解体する。作業員は防護服とマスクをつけたまま、タンク内部に入って作業する。もちろんクーラーなどはないので、これから夏に向かう作業は暑さとの闘いになる。

 

 

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